温かい家(温暖的房子)
2024年8月24日、マーズ・コンサート2024・重慶公演で初公開。6枚目のアルバム「量的変化の臨界点(量变临界点)」に収録。
子どもの視点からの反戦歌。
オフィシャル英語の曲名:Where I once belonged
重慶は中国の抗日戦争の戦時中首都(1937年11月から1946年5月)であり、歴史上「重慶爆撃」として知られる約6年間にわたる無差別爆撃を経験した。
曲がリリースされた2024年は、パレスチナ・イスラエル戦争とロシア・ウクライナ戦争の時期と重なっていた。
視聴リンク
マーズ・コンサート2024 重慶公演
公式映像
歌詞和訳
詞:呂易秋 |
| 温暖的房子 | 温かい家 |
|---|---|
| 窗户很旧 | 窓は古くて |
| 睁开眼就看得到山丘 | 目を開けるとすぐに丘が見える |
| 烟囱旁有 | 煙突のそばには |
| 磨蹭脚踝淘气的小狗 | 足首をこすり寄るやんちゃな子犬がいる |
| 牛奶依旧很热 | 牛乳はまだ熱いままだ |
| 足够温暖我浅浅的胸口 | 私のささやかな胸を温めるに十分だ |
| 摇椅上的辽阔 | 揺り椅子の上の広がりは |
| 也许成年后就配拥有 | 大人になったら手に入れるはずだろう |
| 房子很旧 | 家は古くて |
| 旧得连悲伤都在逃走 | 悲しみさえ逃げていくほど古い |
| 那座阁楼 | あの屋根裏部屋は |
| 有些唠叨但也很温柔 | 少し口うるさいけれど優しい |
| 面包依旧很多 | パンはまだたくさん残っている |
| 可以慰藉好多次等候 | 何度も待ち続ける心を癒してくれる |
| 小时候的快乐 | 幼い頃の幸せは |
| 就是永远在时间外头 | いつも時間の外に存在することだ |
| Ahh 忘了 睡了 多久 | Ahh どれくらい 寝ていたか 忘れた |
| Ahh 梦又 赶走 忧愁 | Ahh 夢が再び 悲しみを 追い払った |
| 漫天的星 也不会懂 | 空の星たちさえ 理解できない |
| 就算总有风离开 | たとえ風がいつも去っていっても |
| 就算黑夜降下来 | たとえ闇夜が訪れても |
| 只要睡在我的温暖房子 | 私の温かい家で眠っている限り |
| 我就还拥有所有 | 私はすべてを持っている |
| 大人们都 | 大人たちはみんな |
| 害怕路边沉默的猎狗 | 道端の沈黙する猟犬を恐れている |
| 为何它们 | なぜ奴らが |
| 长大后就不像小时候 | 大きくなったら子供の頃のようにならなくなるのか |
| 我的玩伴总说 | 私の幼なじみはよく言った |
| 想看装满星星的宇宙 | “星がいっぱい詰まった宇宙を見たい” と |
| 不知疲倦的鸟 | 疲れない鳥よ |
| 能不能别将一切带走 | 全部持って行かないでください |
| Ahh 忘了 睡了 多久 | Ahh どれくらい 寝たか 忘れた |
| Ahh 醒来 满是 忧愁 | Ahh 目覚めると 悲しみに 満ちている |
| 爸爸妈妈 可不可以牵着我的手 | パパとママ 私の手をつないでくれませんか |
| 我绝不会 逃走 | 私は決して 逃げない |
| Ahh 忘了 睡了 多久 | Ahh どれくらい 寝たか 忘れた |
| Ahh 早就 习惯 忧愁 | Ahh ずっと前から 悲しみに 慣れていた |
| 而我已经 | そして私は |
| 离开那温暖房子太久 | あの温かい家からずっと離れていた |
| 在心底 某个轰鸣后 | 心の奥で 何かが轟いた後 |
| 我还记得 刻在床头小小的缺口 | 私はまだ覚えている ベッドの頭に刻まれた小さな傷跡を |
| 也还记得 爸爸妈妈亲吻我额头 | パパとママが 私の額にキスをしてくれたことも |
| 也许现在 不过是梦 | もしかしたら今は ただの夢かもしれない |
| 宝贝 我们会很快 | いい子よ 私たちはすぐに |
| 很快就能再相守 | すぐにまた一緒にいられる |
| 只是失去温暖房子以后 | ただ温かい家を失った後 |
| 我弄丢了 我的枕头 | 私は自分の枕を なくしてしまった |
